日本の農村の原風景といわれる場所、骨寺村荘園遺跡。
こちらでは原風景と言われる理由と、骨寺村荘園遺跡を画像で紹介いたします。
訪れれば中世にタイムスリップした気持ちに。この農村の原風景へ、旅しませんか?
一関平泉の観光といえば、世界遺産平泉 中尊寺。
この中尊寺と深い関わりがあり世界文化遺産へ追加登録を目指している、骨寺村荘園遺跡は、歴史的背景はもちろんのこと、豊かな自然を体感できスポットとなっております。
自然の四季折々の変化を楽しむ観光がおすすめですが、まずはこの記事では簡単に歴史的背景について、そして自然景観の魅力について触れたいと思います!
日本の農村の原風景で中世にタイムスリップ!骨寺村荘園遺跡
骨寺村って?
骨寺村は中尊寺経蔵の荘園(中尊寺の私的所有地)であり、中尊寺に伝来する書物にも多く記載されています。
中尊寺に現存する鎌倉時代の絵図にも描かれているように、かつてこの村に「骨寺」というお寺が存在したことから、骨寺村という名前になったのだそう。
骨寺とは珍しい名前ですが、亡くなった人の骨の一部を特定の聖地に納める風習(分骨)がありますが、この骨寺はそのための場だったのではといわれています。
現在は「本寺」という名前になり、人々と自然が折り合いをつけながら豊かな暮らしを続けています。
なぜ日本の原風景といわれるのか?
簡単にご説明すると、中世の荘園絵図に描かれた景観が良好に保たれているため。
全国でもここだけとされる、とても貴重な田園風景なのです。
現地に立つと、中世荘園絵図の世界を体験できます。
まさに、中世にタイムスリップした気持ち。
中尊寺と合わせて観光をすれば、なおさらですね!
一関は日本の原風景と自然を体感できる!骨寺村荘園遺跡を巡る観光
ちなみに、以前は日本の里山の原風景 久保川イーハトーブ世界 をご紹介しましたが、
こちら骨寺村荘園遺跡は、日本の農村の原風景として注目されている、とても貴重な景観です!
(一関は、人と自然が共生する日本特有の豊かな自然風景をご覧いただくことができますね!)
美しい景観はもちろんのこと、お田植えや稲刈りの体験イベントもおすすめです。
美味しいお米が楽しみです。
由緒ある一関の骨寺(本寺)の田んぼで、昔ながらの自然体験はいかがでしょうか。
こちらは米納めの様子。中尊寺にお米を奉納する習わしを再現しています。
一関に宿泊し、自然と歴史の観光に!おすすめスポット
さて骨寺村荘園遺跡について、おおまかにご案内いたしましたが、歴史と自然というものは大変奥が深いもの!
里山の原風景の久保川イーハトーブ世界同様、農村の原風景の骨寺村荘園遺跡も、四季折々の変化を交えながらまたご紹介してまいりたいと思います!
しかし現地で体感していただくのが一番!
現地には歴史と自然を学べる、『骨寺村荘園交流館』がございます。
ベリーノホテルよりお車で約20分です。
深く関わりのある、世界遺産中尊寺へは、交流館よりお車で約30分、
里山の原風景 久保川イーハトーブ世界へは、交流館よりお車で約15分。
地域の特産品や、郷土料理を楽しめるレストランがあり、ドライブの休憩スポットとしてもおすすめです。
先日の交流館様とのイベント→観光気分で!お盆バイキング
ぜひ一関観光の際は、人と自然が共生する日本特有の豊かな風景をお楽しみ下さい♪
※お写真は骨寺村荘園交流館様にご提供頂きました