菜種油 デクノボンズ さんのご紹介です。
一関の市の花なのはなで、昔からのこだわりの菜種油を製造販売するこちら。
グルメな方へお土産やご自宅のお食事にぴったりです。
菜の花は、昔から作物として人々の生活との関わりが深いため一関を象徴する花となっています。
ここ一関で、昔ながらのこだわりの菜種油を製造販売する、デクノボンズさんをご紹介いたします。
スタッフがデクノボンズさんの工房を見学、製造方法とこだわりを教えて頂きました。
昔からの生活の知恵を紐解きながら、自然の恵みを楽しみましょう♪
一関の自然に囲まれたデクノボンズへ行ってみた!
デクノボンズ小野寺社長様より、
『来られるお客様は必ず迷うので途中で電話下さい』
とのことでしたが、本当にナビ道路が表示されない程の場所にありました。自然環境が抜群に良いところです。
↑無事到着しました!こちらが工房です。
地元の菜種、ひまわり、えごま等を原料にデクノボンズブランドの油と搾りかすを作っています。
輸入原料を使用し植物油を製造する工場は大規模で敷地にパイプが張り巡らされ大きな設備が並んでいますが、デクノボンズさんでは20畳位のスペースに原料を炒る焙煎機(なんと薪を使用)、圧搾機、ろ過等の設備をコンパクトに備えており全工程を見ることができます。
↑昔からの搾油工程を見学。
↑これが油の原料、菜種!
↑絞った油は約1週間かけてじっくりと静置させると、搾油過程で混じった滓が沈殿して小金色のなたね油になるそうです。
このあと煮沸やろ過をして瓶詰めされます。
この搾油の工程はもちろん、仕入れから販売まで、デクノボンズ小野寺社長が行っています。
工房は全ての工程を見ることができ、香ばしい香りに包まれていました。
一関でつくる、デクノボンズ菜種油の由来と自然の知恵
一関は米作を中心とした地域であり、昔は飢饉等で年貢が払えない年もありました。
この対策として、四木一草(四木=柿・栗・桑・なつめ、一草=菜種)を栽培することが推奨されたことで一関では沢山の菜種が収穫された歴史があるそうです。
しかし後に、菜種の原料が輸入されて市場を席捲し、昔はどこの町にもあった小さな菜種油工場は閉鎖に追い込まれたとのこと。
冒頭で記述した通り、一関の“市の花”は『なのはな』。
(↑一関で咲くなの花です)
この『なのはな』から、地元で昔ながら手法で菜種油を作りたい!
と、地元農家と小野寺社長の強い思いで、13年前、ここ一関で有志により工房を立上げ操業を開始しました。
今では、日本各地の農家から菜種、ひまわり、エゴマのタネを預かり搾油もしています。
また菜種は、油と搾り粕に分けられ、農家に戻されます。
油は自家消費や販売、搾り粕は田畑や家畜の肥料となります。
このように循環され、理にかなっているのです。
そして菜の花やひまわりのお花畑はきれいですしね!
一関観光の際におすすめ!デクノボンズの菜種油
お土産品にピッタリ!ここでしか味わえない菜種油。
\ベリーノホテル一関でもお取扱いしております!/
デクノボンズさんといえば菜種油ですが、地場産の材料を使用したフレーバーオイルが新登場!
パッケージもかわいく、お土産にぴったりです。
ぜひ一関の自然や歴史を感じながらご賞味ください。
ホームページでお取り寄せも可能です。
実は一関の街に少ない『なのはな』。
デクノボンズさんより種を頂きました!
なのはなの街 一関を目指してベリーノホテルでも早速植えたいと思います!
お土産購入&観光におすすめスポット
★世嬉の一酒造 (ベリーノホテルよりお車で約5分)