登山愛好者の間では「日本一」といわれる、栗駒山の紅葉。
山歩き初心者の方もこの紅葉を楽しむことが出来る、須川温泉からのピクニックコースのご案内です。
山の自然とともに、歴史ある温泉地を楽しむことができる観光コース。
紅葉の写真や見頃の時期やアクセス情報をご紹介します!
岩手、宮城、秋田の三県にまたがる栗駒山。
標高1626m、日本二百名山のひとつですが、山歩き初心者の方や、体力に自信のない方でも、1時間半程度で楽しめるコースがございます!
アップダウンはほとんどなく、自然や歴史、温泉が楽しめる散策です。
今回は紅葉シーズンに向けて、そんな散策しやすいピクニックコースを下見してまいりましたので、ご紹介いたします。
日本一の紅葉 栗駒山の景色
こーんな壮大な紅葉の景色が、これからご紹介するピクニックコースで楽しめるのです!!
ピクニックコースの紅葉見頃は10月です。
山頂を目指す登山をしなくても!栗駒山の散策を♪
さて、早速ピクニック出発です♪
約1時間半程度で、ぐるっと同じ場所に戻るピクニックコースをご紹介します。
~紅葉も見事ですが、栗駒山は花の百名山。
春の雪解けからたくさんの高山植物の花を観察することが出来ます。
今回は下見なので、新緑と花々を楽しんできました。~
栗駒国定公園の主峰栗駒山は、岩手県では須川岳、秋田県では大日岳、宮城県では駒ヶ岳と呼ばれていますが、どれも栗駒山のことです。
スタート地点は、標高1,126メートルの日本有数の紅葉の名所への入口です。
まずは須川ビジターセンターを見学して栗駒山(須川岳)のことをちょっと勉強し登山口に向かいましょう。
登山道入口を歩き始めると岩間を湯量たっぷりの硫黄温泉が流れています。
コースはゼッタコースとおいらんコースがありますが、散策にはおいらんコースが良いでしょう。
10分ほど登ったところにおいらん風呂(蒸かし風呂)がありますの立ち寄って下さい。
天気が良いと、鳥海山が見えます。
そこから展望台を過ぎて、湿地帯に整備された木道を進むと名残が原の分岐点に到達します。
この木道はシーズンに合わせて、さまざまな高山植物の花を鑑賞することができます。
右折すると旧噴火口である剣岳を眺めながら散策を楽しむことができます。ここは明治のころに硫黄を採取した場所であちこちに硫黄採掘場跡の面影をみることができます。
このあたりには旧三井の硫黄工場があったようで、その工場で使っていた貴重なレンガがあちこちに置いてあります。
遊歩道を歩く際にも危険防止の為トレッキングに適した靴で散策におでかけすることをお勧めします。
ご紹介した栗駒山のコースは子供から年配の方、登山の初心者でも散策しやすいですが、山の天候は変わりやすいので水や食料、雨具等の装備は忘れずに!
栗駒山アクセス情報
ピクニックコースの出発地点、須川ビジターセンターは、ベリーノホテル一関よりお車で約1時間。
または、一ノ関駅~須川高原温泉の定期バスをご利用頂きます。(バスは朝、夕方の1日2便です)